2014年8月20日

計算技術検定1級対策 方程式とその応用1

電卓を用いた計算技術検定について解説していきます

1方程式の解

§1 1次式・2次式の変形と、そのグラフの応用
(1) 直線の式とその応用
確率30%くらいで出る問題です
こういう問題では まず仮定されている座標値等々をグラフに書き込んでしまいます
X軸と直線lの角度が解っていますので
l: y-5.17=tanθ(x-4.26) という形で表せます
θ=29°41’ですので 
tan29°41’と関数電卓を叩くと 0.57 とわかります この値はそのまま(ア)の答えとなります
少数第2位迄となっていますが 計算途中で四捨五入すると微妙な数値で間違う場合があるので
この値はメモリしてそのまま使います
M(メモリ)×-4.26+5.17=2.74 これが(イ)入る答え

l: y=0.57x+2.74 というふうにまとめられます

(1)からQの座標は(0、2.74)というのがわかります
よって
PQ=√((4.26-0)^2+(5.17-2.74)^2)=4.90と計算できます

また別解として
PQ=4.26/cos29°41’ という方法もあります この場合は(1)の出来不出来に関係なく
答えがだせます


関数電卓のおススメなのですが 
メモリするためのSTOキーと呼び出すためのRCLが独立しているものが良いです
一級試験はメモリを多用しますので是非そういう関数電卓を見つけてください



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