2014年2月24日

雪止めについて

日本列島で大雪が降ったわけですが このサイトにも”雪止め”というワードで
ジャンプしてこられる方が大勢おられ 大変にありがたい事です
さて 私の住む地方でも 今回の気象によって スガ漏れ され沢山のお客様から
相談を受けました 基本的にスガ漏れという現象は毛管現象ですので
水が無ければ起こらないのですが 件の雪止めを設置する事で生じてしまいます
 
以前のエントリーでも記述いたしましたが 基本的に落ちたがっているモノを
止め置くということに私は反対です しかし 環境がそれを許さない場合ということが
少なからずあるわけです 本日もそんな少なからずの条件の現場に遭遇いたしましたので
写真を掲載してみたいと思います
見ておわかり頂けると思いますが隣家との間が1メートルも無く設置せざるを得ない状況
設置したがために軒先において雪止めの高さを越える氷になってしまいした
この氷の原因として大量の積雪と屋根裏の暖気(断熱材の不足による)と住宅ではなく
事務所という事が重なった故に生じました

壁側の一部の氷を破砕してみますとご覧のように屋根裏の暖気によって融けた氷が
水となっております こうなるとスガ漏れで酷い状態になり部屋の中にも漏れ水として落ちてきました
こうなると 氷を破砕して屋根から除去してやるしか手がありません

このような状況を防ぐために融雪マットを屋根の下に敷き込み施工する方法もあるのですが
ご覧のように仮設足場も組めないような状況では施工は出来ません
いまメーカーと相談しながらこういう状況に対応しうる製品を開発しております
少しでも 真冬にこういう屋根にあがるために起こる落下事故がすくなくなることを祈っております

と 報告まで

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