2011年5月21日

開いてみたらアレだった。 

本業はあくまでも金属工事・板金工事なのですが、今回のような営繕工事もコナセマス!という宣伝。
経年によるモルタルの剥離の修理ということで現場調査。


画像を見ていだければわかりますが、モルタルが完全に剥がれております。これをビスなどで元のように形だけ戻すことも可能ですが、そういう天ぷら工事(見た目と費用重視の工事)は、私の主義主張と致すところでないので、施主様にご理解を頂き、ダイヤモンドカッターにてモルタルをキリの良い所まで切り取り中の木材を目視による確認
はい、期待通り 開けないほうが良かったかもしれないパンドラの箱です(笑
木材が完全に腐食しています。というのも本来ならば基礎部分よりも上になければならない木材部分が地面にべったりと接地していた為に水をどんどん吸い上げたという事が原因ですね
どうしてこういう施工になったのかは皆目検討もつきませんし、そうしなければ ならない事情ってやつがあったのでしょうね。
中の木材は 総取り替えといのがセオリー 幸い基礎部分が残っているので 利用してやりましょう・・・・・と気楽に考え 木材部分の解体に入りました
ネット(2ちゃんねる)的に 表現するならば 『ちょwwっおまwwwwww』 という事でしょうか?
どうしてコンクリ基礎が倒れるんだよwwwwww 鉄筋 鉄筋は何処へwwwwwwww
どう善意に解釈しようと、、、、清々しくなるくらいわかりやすい手抜き工事です 

しかも、荷重がかかる部分の根本の木材も腐食しております・・・・・
営繕工事には 当たり前なのですが 施主様にとっては 開いて初めてわかる 考えていたよりも深刻な状況というやつです
施工する側としては 着工前に最悪の事態を想定はしていましたが それを遥かに超越している現状に しばらく腕組みをして考えしまいました
想定外の状況は 又とない勉強の機会であったりもします 



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