何をどう作れば良いのかもわからないという検定試験です。つまり事前に何をどうすべきか学習する必要があります。
そんな悩める検定受験者を更なる迷宮に貶めるべく、シツコクネチネチと私なりの方法で応援していきたいと思います。
普段建築構造の仕事しかしてないような環境で、この課題の図面読めるのですかね?製缶の仕事に普段から接していない無理でしょう? 私が検定を受けた時にはさっぱり意味がわかりませんでした。その意味のわからん図面を掲載しようとしたのですが、禁転載複製という文字が偉そうに書いてありました。それに挙がらう気力も若さも無いので私の拙いCAD画像で我慢願います。(10年以上検定課題を変えないで転載複製を禁じても意味がないようなきもしますが・・・・・・)
MISSION1 まずは何でも良いからこの図を描けるようになれ!
似非第三角法(並べ方が違う)による正面図・平面図・側面図 |
落とし口の展開方法は三角法で展開します。図面の読み込みが足りない為に間違う箇所は赤で囲まれた部分だと私は思います。赤で囲まれた部分を、そのまま四角で展開を開始してしまう事が見られます。実は四角ではなく鼓型だという事に気づく事が図面の読み込みでわかります。この誤差を数字で示すと2.29ミリ!気づかずに四角のままで展開してしまうと組み立てる時に大変に苦労します・・・・というか組み立てても減点となりますよ。(ニヤリ)
円を半径で分割するわけですが、開始点を90度ずらすことで12分割できます。これくらいの大きさならば12分割でも誤差は出てきませんが作製するものが大きくなるほど『誤差も増えるので』分割数を増やす必要があります。
話を戻します。各分割した点をここでは、1,2,3,4,5,6,7と名前をつけました。そして各頂点から分割点に引いた線長をa,b,c,d,e,f,gとし
立体で考えた時の距離は赤い四角形で囲んだ部分に、それぞれ ’ (ダッシュ)をつけて示しております。
ここで何のことでもないように見えますが、製図するさいに記号を割り当てることは迷わないで描ける為の重要なテクニックだったりしますよ。
MISSION3 頭に立体を思い浮かべながら展開せよ
常に点と点の関係を考えながら作図していきましょう。MISSION2で割り当てておいた記号がここで生きてきます。
そして、展開したものが上記図となります。展開図は半分だけになっておりますがひっくり返してトレースしてやれば良いのです(参照)。つまりその程度の精度(誤差)でも十分に合格圏には辿りつけます。というよりも、よほど手早い人でなければここまで時短をしなければ合格は難しいかもしれませんよ!(と、ネチネチw)
MISSION EXTRA
実際に仕事として作業するならば、全体像をしっかり展開しておいたほうが仕上がりもトレースも楽になります。
落とし口の展開に関してはココまでで納得していただけるかと思います。
次に升の八千代折の部分なんですが、それはまた次回に説明したいと思います。
※詳しい方々へのお願い。訂正箇所等が御座いましたらメールにてご連絡下さい。
※試験当日に決まる値Xを110㍉として展開図を作製しております。
※私が受験したのは7年前になるのですが、大変にお世話になったソフトがありましたのでご紹介したいと思います。
長尾定司さんという方が作られた The展開 というソフトです 技能検定の課題もソフト内に収められていいますので技能検定を受ける方々には大変に役立つソフトだとおもいます。
技能士検定に関するブログ記事一覧はコチラです
ここの2.29㍉を作図で示す方法は上の図をみていただければわかるのですが、面倒くさい方は最初から2㍉中に入った鼓型になると覚えておいて作図しちゃいましょう。板厚を鑑みた展開図ではないので0.3ミリくらいの誤差は技術で誤魔化してカバーして下さい。これで三分は節約できますから、検定に限ってはそのほうが合格の近道だったりします。
MISSION2 記号を割り当てて実寸を出せ!
話を戻します。各分割した点をここでは、1,2,3,4,5,6,7と名前をつけました。そして各頂点から分割点に引いた線長をa,b,c,d,e,f,gとし
立体で考えた時の距離は赤い四角形で囲んだ部分に、それぞれ ’ (ダッシュ)をつけて示しております。
ここで何のことでもないように見えますが、製図するさいに記号を割り当てることは迷わないで描ける為の重要なテクニックだったりしますよ。
MISSION3 頭に立体を思い浮かべながら展開せよ
そして、展開したものが上記図となります。展開図は半分だけになっておりますがひっくり返してトレースしてやれば良いのです(参照)。つまりその程度の精度(誤差)でも十分に合格圏には辿りつけます。というよりも、よほど手早い人でなければここまで時短をしなければ合格は難しいかもしれませんよ!(と、ネチネチw)
MISSION EXTRA
落とし口の展開に関してはココまでで納得していただけるかと思います。
次に升の八千代折の部分なんですが、それはまた次回に説明したいと思います。
※詳しい方々へのお願い。訂正箇所等が御座いましたらメールにてご連絡下さい。
※試験当日に決まる値Xを110㍉として展開図を作製しております。
※私が受験したのは7年前になるのですが、大変にお世話になったソフトがありましたのでご紹介したいと思います。
長尾定司さんという方が作られた The展開 というソフトです 技能検定の課題もソフト内に収められていいますので技能検定を受ける方々には大変に役立つソフトだとおもいます。
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課題変更のうわさ・・・有ります
返信削除>匿名さん
返信削除情報ありがとうございます.
私が受験した際にも『今年はそろそろ変わる』という噂がありました.
こう長年,変わる変わる言われ続けている聞いているほうも麻痺してくるものですね.
私も最近では,その変わるという話は『都市伝説』なのではないだろうかとさえ思っております.
本当に変わりましたら換わったで.新たな展開図をブログにUPして行こうと思います.
紹介頂きありがとうございます。
返信削除HPの「体験版」に、1級の問題展開図はあります。
活用頂ければ幸いです。
その節は大変にお世話になりました
削除最近はJWWで展開図を書いて実寸印刷して糊付けして
色々と作っています