2011年2月5日

なんちゃってカプセル作製課程アラカルト

駆け足でこんな感じでした。

web画像からトレースしますた。

WEB上にあった写真からトレースしてみました。
とりあえず大きさと形が想像できればよいのです。なにせ、MADなムービーくらいしか
見ていなかったもので『凄いよ日本の技術者!』くらいの感想でした。


此頃ブログに写真が必要な事に気づく
なにせ工場内が寒くて寒くて絞り作業をするのに
素手の感覚がまったくありませんでした。自分の部屋に持ち込んでトンテンカン
近所迷惑にならないかというと、実は何故か完全防音措置済みの部屋だったりします(謎

二つのパーツからなる。タック溶接の跡が見られる
作製前に一番厳しいかなと思ったパーツです。なんせR部分が小さいので適当な当て盤が
ありませんでした。それで新しい当て盤をこさえたのですが、製作方法は秘密
ただ、ヤッツケ感いっぱいで作ったので表面の微細な凸凹がとれずに・・・・
塗装でフォローアップすることに。

組む前の状態1
組む前の状態2
仮組み上げ。少し工程を飛ばしています。が、実際に一番大変だったパーツが
漏斗状の上半分の溶接・・・・薄すぎてすぐに穴があきました。実際に出来上がったパーツも
あまり美しい状態とは言えませんが、その美しくない状態は会場で御覧ください。

上部分の角溶接がかなり厳しかった
上部パーツと下部の椀状のパーツの接合はハゼ組です。一級技能試験なんかでも
このような、課題部分があるのですがこちらは大きさもあるのでかなり楽です。

綺麗な鱗状ビードで無いためにサンダーで研磨した
本組み上げ。薄板同士の角継手with溶加棒・・・・・・orz
完全に組み上げの順番を間違えました。熱による歪をとりきれずに
角溶接がトンでもなく難しくなってしまいました。隙間空きすぎです。


あとはペイントをしたのですが、実はこれにもちょっとした失敗が多数あります。
まずは、塗料の選定。特にクリアー!乾いても塗膜が固くなりません。アクリルラッカー系は
NGのようでした。やはり価格が高く(ホーマック価格10倍)てもウレタン2液硬化型のを使うべきでした。まあ使えなかったのは予算の大人の都合です。

あと一つ遊び心で、私が独自の秘密ルートで調達した惑星イトカワの欠片を内部に入れておきました(笑)
その細工は会場で実際に持ち上げて傾けて、内部で欠片が転がる音を
お確かめ下さい。

※一部内容に、過大な表現、真赤な嘘も含まれております。
嘘を嘘と見抜ける(ry・・・

※一連のはやぶさ関連のブログ記事へ Project HAYABUSA
by wogi


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