カーボン紙で転写
同型ドアノブの在庫を見つけられなく、その作製というか改造にとりかかるまでの経緯のお話は前回。午後に予定していた仕事がキャンセルになり、先程の記事のモノを工作していました。
今回はいよいよ、実際の作製にかかります。 実寸で起こした型紙を鉄板にカーボン紙で転写します。
使用した材料は、工作所に転がっていた軟鉄のフラットバー(幅60ミリ、厚さ6ミリ)
転写が終わりましたら切り出します。こういう小さいものを切り出すのには鉄工用の帯鋸・・・コンタマシンがあると便利なのですが、我が加工所の設備にそいうったものはありません。『無ければ作ってしまえ』の精神をフルに活かしてみました。ジグソーを万力で逆に固定した |
危険 DEATH!良い子も悪い子も真似しちゃダメです絶対ダメ!指が半分くらい千切れかけても当方一切の責任は負いません。とても線通りなんて切り出すことは怖くてできませんでした。
大きめに切り出した |
なんとか切り出すことは切り出したのですが、かなり大きめ・・・。まだ手間がかかります。
鑢にて手仕上げ |
鑢にて転写した線まで削ります。シュコシュコと気持ちの良い音と手応えです。動力工具では得られない作業感がとても良い感じです。
削り上がりました |
多少どころでない時間がかかりましたが、削り上がりました。
接合した |
アルミと鉄の接合方法は、私の飯のタネなので秘密です。画像をよくみればわかりますけどねw
これにパテ盛などをして綺麗に仕上げるとよいのですが、今回は省略。
『モノを大切に治して使う』という事は、DIYの観点からすると大変にコストパフォーマンスもエコロジーパフォーマンスも高いです。ただ、現実問題としてこれを自前でやろうとすると根気とある程度の設備も必要となり難しいかもしれませんね。
業者としてこの仕事として受けたらどれくらい請求すればよいのだろう?と考えて計算してみたのですが工賃が高くなってしまう為、ドアに特別な思い入れがあるという人でない限りドア交換のほうをお薦めしますw
業者としてこの仕事として受けたらどれくらい請求すればよいのだろう?と考えて計算してみたのですが工賃が高くなってしまう為、ドアに特別な思い入れがあるという人でない限りドア交換のほうをお薦めしますw
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