2011年2月23日

ドアノブの交換をしようとしたら・・・

ボタン式ドアノブ
ドアノブが壊れました。前々から怪しい音がしていたのですがヒビが入っていたようです。
メーカー長沢製作所 昔すぎて型式等の名前すらわかりませんので問い合わせるのに大変に苦労いたしました。 このボタン式のドアノブ(室内用)は現在は製産もしていなく、在庫もないとのこと。じゃあ、現在製造されているモノに交換しようとしたら、BS値が45ミリのものは存在しません。(ドアノブの交換については、他サイトですがココが詳しかったです)
そうなると穴の位置を移動してやる必要が出てきます。当然別の板なりで穴埋めすることになり外観上大変にナサケナイ状態になりますので大抵の家庭では、ドア自体を建具屋さんに製作を依頼することになります。(取付込みで総額4万くらいの出費は最低覚悟)
ここで私は疼いてしまったのです『なんか治せそう・・・・。ようはバチバチってクッツケレバいいんだよ』っと。やってみても上手く着きません・・・。余熱してみるかと炙ると溶けちゃいましたw
自分の家のヤツで良かった・・・これが仕事で溶かしちゃったら洒落にならない状況です。(まぁ、そういう場合は、最初からお客様にそういう状況になりうることは含めてお知らせしますが。)
そうなると、もう修理というより製作にちかい改造になります。各部分の正確な寸法を調べる必要がでてきました。


曲線も多く非常に計測しにくい形状ですね。そういう時は実寸でトレースしちゃうのが一番です。



こんな感じでナゾって
形をトレース
この画像をスキャナーで読み取ります。作製したい部材の実寸設計図を作ります。


パソコンですとシンメトリックな部品は、反転機能で楽々に作ることができるので楽ですね。穴位置もミクロン単位で描けます。

実物と並べてみる
並べてみることで製作するモノをイメージもしやすくなります。これをワークにトレースするわけですが作製詳細は同時進行中のために、また次回(ドアノブを改造した)。




あまり関係の無い話ですが、長沢製作所の『わんにゃんレバー』・・・・・これ良いですね。実に良い。





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