工作所の雪止め1 |
また、雪のままの状態であればそれほど気にはしないのですが、写真を見て頂けるとわかりますが氷塊になった場合は注意が必要です。十年ほど前(空覚えで2000年)に、大雪の後に雨が振り屋根に雪が凍りついたまま落ちない状況になった事があります。その時によく起こった現象としまして氷塊がダムの堤防のような役割をし屋根の上に水たまり(足首くらいまでの深さでした)が出来てしまいました。そんな家の雪下ろしを何軒もいたしました。と百のコトバを尽くすよりも下手ながらイラストを作ってみました。
屋根の雪下ろしをした家というのは部屋の中に水が落ちてきたから気づいたわけなのですが、最近の家の工法では天井を施工する際にビニールシートを敷き詰める事が殆どです。(断熱材が部屋に舞い降りるのを防ぐ目的?高気密条件?) 気づかない(気付けない)雨漏り(ビニールの上に水がたまり部屋に水が落ちてこない状態)は、少しだけ深刻かもしれません。屋根裏の湿気はカビを呼び、カビは木材の腐食につながり、腐食した木材は蟻の餌になります。二階なのに蟻が出たことがある!という家は一度天井裏を点検してみることをお薦めします。信頼をおける業者がイナイ!という方は、いきなり業者に依頼する必要はありません。先ずは自分の目でどうなっているかを見ることが大切です。必ず点検口があるはずですから、100円ショップで買えるLEDライトでかまいませんので天井裏を照らして覗いてみて下さい。デジカメなど記録装置があるかたは写真なりを撮っておくことも良いかもしれませんね。自分で自分の住んでいる家が、どういう状態なのかを知ってから相談するのが賢い方法です。自己所有の客観的な資料を持って相談に臨と正しい緊張関係が業者との間に生じ必ず良い仕事に繋がります。ただ、、、、業者=すべて悪徳 のような意識でお客様に接せられると、施工側の人間としは、悲しかったりもします。まだ、すこし長くなりそうなので、屋根に雪止めを設置する理由とはいったい何なのかという事を次回に書きたいと思います。
工作所の雪止めの写真が余っていたので掲載致します。雪がのっているのは工作所の母屋ではなく車を停めている差し掛けの部分です。本来差し掛けですから暖気なんかとは無縁の筈なのですが軒先ではシッカリと凍りついています・・・・・。気温や日影などの条件によってはこういう事もあるのです。
雪止めがガッチリと氷を咥え込んで、堤防を作っております・・・・・・・・紺屋の白袴状態です(w
こういう状況の場合には、融雪ヒーターを埋設するのも有効です。融雪ヒーターの設置の依頼を受けていて思うことは、屋根の雪氷を全て溶かしてくれるものという解釈されている方々が多いように感じます。融雪ヒーターは軒先部分に設置し軒先部分の氷の塊・ツララの発生を防ぐモノと私は考えています。
ただ、融雪ヒーターの電気代は、契約形態にもよりますが一冬を通すとかなりの金額になってしまうのですよね・・・・・。
凍った堤防が氷河のように迫り出してきています。雪止めの意味ってなんなのでしょうね?
(構造等の専門外の事には予想を交えて書いている部分があり間違いがある可能性がありますのでコメント等でご指摘頂ければ嬉しいです。)
工作所の雪止め2 |
こういう状況の場合には、融雪ヒーターを埋設するのも有効です。融雪ヒーターの設置の依頼を受けていて思うことは、屋根の雪氷を全て溶かしてくれるものという解釈されている方々が多いように感じます。融雪ヒーターは軒先部分に設置し軒先部分の氷の塊・ツララの発生を防ぐモノと私は考えています。
ただ、融雪ヒーターの電気代は、契約形態にもよりますが一冬を通すとかなりの金額になってしまうのですよね・・・・・。
工作所の雪止め3 |
(構造等の専門外の事には予想を交えて書いている部分があり間違いがある可能性がありますのでコメント等でご指摘頂ければ嬉しいです。)
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